「お隣さんから、土地の一部を譲ってほしいと声をかけられた」「長年使ってきた裏の通路を、この機会に買い取りたい」——隣地・隣人との土地の売買は、不動産取引のなかでも実はとても身近で、けれども落とし穴の多い取引です。仲介会社を入れずにお二人の話し合いで進める「個人間売買」であればなおさら、どこから手をつけてよいか戸惑われる方が少なくありません。
名古屋市中区で司法書士・宅地建物取引士として、相続や不動産のご相談をお受けしてきた立場から申し上げると、隣どうしの土地売買は「価格の折り合い」よりも先に確かめておくべきことがあります。それは、その土地が「どこからどこまでなのか」という境界の問題です。この記事では、ご近所どうしだからこそ気をつけたいポイントを、なるべくやさしい言葉でお伝えします。
ご近所どうしだからこそ大切にしたい、隣地売買の三つの要点を順にご説明します。