ご家族が亡くなられ、不動産を相続したものの、「自分で住む予定はない」「でも不動産会社に急かされるのは不安」と感じておられる方は、名古屋でも少なくありません。
特に最近は、相続人同士で話し合い、個人間で不動産を売買するという選択をされるケースが増えています。親族間や知人間での売買は、気持ちの面では安心できる一方で、法律や登記、税務の取り扱いを誤ると、後々トラブルにつながりかねません。
司法書士兼宅地建物取引士の立場から、相続と個人間売買が重なる場面で、ぜひ知っておいていただきたい実務の要点をお伝えします。
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興味がある方はお気軽にご相談を
名古屋の不動産事情を踏まえつつ、ご家族の状況に合わせて一つひとつ整理していくことが、安心できる相続と不動産整理への近道です。
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相続登記を済ませてからでないと売れない ― 基本だけれど重要な前提
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親族間・知人間売買で起こりやすい「価格」と「税金」の落とし穴
「身内だから安くしてあげたい」というお気持ちは自然なものです。
しかし、不動産の売買価格が相場とかけ離れている場合、税務上は“贈与”と判断される可能性があります。
たとえば、名古屋市郊外の住宅地で、実勢価格が1,500万円前後と考えられる不動産を、極端に低い価格で売却した場合、買主側に思わぬ贈与税の問題が生じることがあります。
税務の取り扱いは個別事情によって判断が分かれることも多く、将来の税制改正や運用変更の影響を受ける可能性もあります。そのため、現時点での一般論を踏まえつつ、「最終的な判断は税務署の見解による」ことを前提に慎重な設計が必要です。
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名古屋の不動産事情と、今あえて個人間売買を選ぶ意味
名古屋は都市部と郊外で不動産の需給差がはっきりしています。
一方で、日本全体としては人口減少と高齢化が進み、今後は相続による不動産供給がさらに増えると見込まれています。特に実需向け住宅は、立地によっては資産価値を維持しにくい時代に入りつつあります。
こうした背景から、
「売れるうちに、信頼できる相手に引き継ぎたい」
「相続人同士で納得できる形で整理したい」
という理由で、個人間売買を選択される方も増えています。
ただし、契約書の内容が曖昧だったり、登記や決済の段取りを誤ったりすると、「こんなはずではなかった」という結果になりかねません。第三者の専門家が間に入ることで、感情的なもつれを防ぎ、将来に禍根を残さない取引が可能になります。
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