相続の内容を友達や同僚に聞くことはそれほど簡単ではありません。大まかな内容は聞けるかもしれませんが、誰がどうやって分けているのか、どのような手順でやっているのか。
相続登記を進める手順が法律で決まっているわけではありませんが、話をうまく進める可能性を高めるやり方はあります。
例えば、話し合うスタンスとして、相続人には法定相続分が法律上認められていることを相続人全員が意識することです。人間関係の上下などによって勝手に誰かが独り占めするような遺産相続の話をすることはいけません。かなりの確率でトラブルになります。
一方、生前に亡くなった方のお世話や介護をしている相続人がいる場合や費用を立て替えている面もあるのであれば、それを加味して、大目にその人に相続財産を承継させることもよくあります。
この辺りは、家族の歴史やそれまでの人間関係によって、柔軟な遺産分割化、形式的に法定相続分で分けるかの変わってきます。
また、不動産が遺産の場合は、多くケースでは相続登記後、売却をして現金で分けることがほとんどです。誰かがそのあとそこに住むことや他人に貸すケースはまれな気がします。
ご参考までに。
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