相続登記では、他の人の相続登記と比較をすることが難しい場合が多いでしょう。財産の分配や家族の話が含まれるので、友達にもなかなか本音を話しにくい部分があると思います。
そこで、私たち司法書士に通常はどのようにしているのかアドバイスを求める相続人は多いです。
私の経験では、最近は法定相続分で分ける傾向が強いです。昔ながらのように、長男が根拠なく相続するケースもありますが、その場合でも亡くなった両親の介護やお世話をしていることがほとんどです。
同列の相続人同士では、下手に欲を出そうとすると喧嘩になりがちです。最近の相続人は間違いなく事前に情報を得ています。ネットから基本的な相続に関する法律や税務の情報を得ています。
つまり、他の相続人をいいように言いくるめようとしない方がよいでしょう。