不動産の相続登記手続きをごとう司法書士事務所がお受けした場合の流れをご紹介します。
最初にするのは、戸籍調査です。戸籍調査とは、亡くなった人の生れてから亡くなるまでの一連の戸籍をすべて取得する作業です。戸籍は途中で転籍、法改正、新たな戸籍編成などにより、何度も作り直されています。それらをすべて取得していきます。
戸籍調査により法定相続人を特定します。その後、相続人の方に遺産の分配について話し合いをしていただきます。これを遺産分割協議と呼んでいます。ごとう司法書士事務所でも話し合いがスムーズに進むように除法提供などをしっかり行っていきます。
話し合いが終わると、内容を遺産分割協議書にまとめて相続人全員に実印を押印していただき、印鑑証明書も準備していただきます。
相続登記手続きの必要書類を整えると、司法書士が代理して相続登記申請を不動産の管轄法務局に出します。
この相続登記手続きに要する期間としては、最初の戸籍調査から最後の相続登記完了までに1~3か月かかることが想定されます。戸籍調査と遺産分割協議に要する時間が相続案件ごとに異なるので、目安としてはこれぐらいの幅を想定していただけると助かります。