相続不動産を売却したいときに最初にすべきことは、相続登記です。
相続登記とは、不動産の情報を管理しているシステムです。この登記制度に対して所有者の情報を相続人に変更する手続きを相続登記手続きといいます。
どうせ売るからといって、この相続登記を省略することは不動産登記法上認められていません。基本的に登記制度は時系列に沿って登記をしていかなくてはいけません。整合性のある登記をやることになっているのです。
では、いざ相続登記をやる際に気をつけるポイントとしては、すぐに相続登記が完了するとは限らない点です。必要な書類を集めたり、遺産分割協議をしたりで思った以上に時間を要することがあります。
不動産の売却は、タイミングが大切です。絶好の機会を逃さないためにも計画的に相続登記をしていくことをお勧めします。